プレシードを産み分けに使うことはできる?
プレシードという潤滑ゼリーが、以前Amazonで売っていました(現在は改良され、名前がプレグゼリーへ変更になっています)。
このプレシードを使うと膣内が弱アルカリ性になるということで、男の子の産み分けに使えるのでは? と注目されたこともあるようです。
結論から言えば、プレシードでも男の子用の膣内環境を変えることはできます。pH7.0よりもややアルカリ寄りの数値で調整されているためです。
ただし、もともとの目的が妊娠や性交痛軽減のために作られていることと、シリンジを別途購入して自分で充填しなければならないことが注意点です。
プレシードでの産み分け実績は不明
プレシードでの産み分け成功の実績は証明されていません。
産み分け目的で製造販売されていないため、販売前のテストもされていませんし、購入後のモニターアンケートなども取られていないので当然ですね。
そして、ベイビーサポートやジュンビーなどの産み分けゼリーに比べると、シリンジへ移し替える毎回の手間がかかってしまいます。
サラッとした使い心地で、湯煎も必要ない点から考えると、取り扱いに慣れてしまえば使用に困ることはないでしょう。
ただし、毎回分が個包装されている産み分けゼリーに比べれば、やはり衛生面では劣ってしまいます。
毎回ボトルからシリンジに移し替えが発生すると、中身が空気に触れるので、劣化も早くなります。
価格で言えば60mlで2,000円強(2019年9月現在)と決して高くはありませんので、本格的な産み分けゼリーを買う前にお試しで購入するのもよいでしょう。