産み分けできるなんて嘘?信憑性について考えてみた

巷にあふれる産み分け法の数々。科学的根拠に基づくものから、信憑性が低く迷信じみたものまで様々です。
それらを読んでいると、やっぱり産み分けできるなんて嘘なんじゃないの?と不安になるのも仕方ありませんよね。
この記事では、産み分け法の信憑性を判断すべく、嘘・ホントの情報を仕分けしていきます。
産み分け法の嘘(信憑性なし)
まずは、産み分け法として信憑性がなく、嘘が広まったものを順番にみていきましょう。
①食べものによる産み分け
食べものによる産み分けは昔から行われてきた産み分け法のひとつです。
・男の子が欲しいならアルカリ性の食べものを食べる
・女の子が欲しいなら酸性の食べものを食べる
というものです。
産み分けについて調べてみると、多くの人が実践している産み分け法でもあります。
ところが、食べものによる産み分けには科学的な根拠はなく、信憑性のない産み分け法と言えます。
ただ、誰かの嘘が広まったというよりは、昔から信じられてきた迷信のたぐいです。
「酸っぱいものを食べると女の子が産まれる」
「男の子が欲しいなら肉や魚を食べる」
など、お母さんやおばあちゃんから聞いたことはありませんか?
そうやって、まだ赤ちゃんの性別が決まる仕組みすら分からない時代から、親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた産み分け法です。
迷信の中には、実は理にかなったものだったという場合もありますが、産み分けに関しては科学的な根拠はなく、信憑性はありません。
特定の食べものをたくさん食べても産み分けはできませんが、バランスよく食べつつ、願掛けのつもりでいつもの食事にプラスするのはいいかもしれませんね。
②男性が行為の前にコーヒーを飲む、朝にバナナを食べる
こちらも食べものによる産み分け法と似ていますが、ママではなくパパ側の産み分け法です。
コーヒーは酸性の食べものなので、行為の前にコーヒーを飲むことで男の子が産まれやすくなるというものです。バナナも同じ酸性の食べものとされています。
コーヒーに関しては「カフェインが精子の動きを妨げるのでは?」という説もありますので、あまりオススメできません。
バナナは海外で広まった嘘の産み分け法のようですね。
③行為の最中は靴を履いておく
これも、海外で広まった嘘の産み分け法です。理由は分かりませんが、願掛け、おまじないのようなものでしょうか。
④満月の夜だと男の子が産まれる
ヨーロッパで古くから語り継がれている産み分け法ですが、こちらも科学的な根拠のない嘘の産み分け法です。
以上が、信憑性のない、嘘の産み分け法です。
日本だけではなく、海外でもいろいろな説があるようですね。
いろいろな産み分け法がありますが、信憑性のない嘘の産み分け法にまどわされないように気をつけましょう。
「とにかく産み分けでやれることはなんでもやりたい!」という人は、信憑性の高い産み分け法と一緒に、願掛けのつもりでチャレンジしてみてくださいね。
産み分け法のグレーゾーン(信憑性低)
続いて、信憑性は低いですが、試してみてもいいかも?というような産み分け法を調べてみました。
嘘とまでは言い切れない、グレーゾーンの産み分け法を見ていきましょう。
①性行為は濃厚orあっさりに
性行為のやり方で産み分けする産み分け法です。
・男の子が欲しいなら濃厚に
・女の子が欲しいならあさっさりで
産み分け法のひとつとして、指導している病院もあります。
女性がオーガニズムを感じると、膣内でアルカリ性の物質がでるので、アルカリ性が好ましい男の子に有利になるという理由があるようです。
でも、この産み分け法にも科学的な根拠はないので、信憑性は低く、グレーゾーンと言えます。
②中国式産み分けカレンダー
中国式産み分けカレンダーは「この年齢でこの月にタイミングを取ると男の子、または女の子が産まれる」というのが分かる一覧表です。
「産んだ後に産み分けカレンダーで見てみたら当たっていた」という人も多いのですが、もともと1/2の確率なので、その信憑性はあやしいものです。
ネット上では99%、80〜90%の確率で当たるなんて言われていたりしますが、科学的な根拠はありません。
というのも、産み分けカレンダーは統計に基づいて作られたものだからなんです。
産まれた赤ちゃんのママの年齢と妊娠月のデータをたくさん集めて「この条件だと男の子」というように決められているようです。
嘘、とまでは言い切れませんが、信憑性は低いグレーゾーンだと言えます。
以上が、信憑性の低い産み分け法です。
病院でも指導されることもありますが、どちらも確実な産み分けとは言えません。
チャレンジするにしても、信憑性の高い産み分け法と併用するのがオススメですよ。
産み分け法のホント(信憑性高)
次に、信憑性の高い産み分け法について調べてみました。
多くの病院で指導されているものや、ネットの口コミで評価の高いものをご紹介しますね。
①タイミング法
タイミング法とは、基礎体温を記録して排卵日を予測し、希望する性別に合わせてタイミングをもつ産み分け法です。
どの日にタイミングを取るかは、赤ちゃんの性別を決める仕組みを利用して決めます。
と言うのも、実は赤ちゃんの性別は精子によって決まるんです。
精子にはY精子とX精子の2種類があって、この2種類の精子にはそれぞれ特徴があります。
【男の子になるのY精子の特徴】
・数が多く、泳ぎも速い
・寿命が短い(1日)
・アルカリ性に強く、酸性に弱い
【女の子になるのはX精子の特徴】
・数が少なく、泳ぎが遅い
・寿命が長い(2〜3日)
・酸性に強く、アルカリ性に弱い
以上の仕組みをふまえて、それぞれの性別にベストなタイミングは…
・男の子が欲しいなら排卵日当日に
→数が多く、泳ぎの速いY精子に有利だから
・女の子が欲しいなら排卵日2日前に
→排卵されるまでの間にY精子の数が減り、X精子が受精する確率が高くなるから
ということになります。
また、女性の膣内の環境も、排卵日前は酸性に近く、排卵日はアルカリ性に近いという理由もあります。
それぞれの精子にとって、いかに有利な環境を作れるかが大事なようですね。
②産み分けゼリー
産み分けゼリーを使った産み分け法も信憑性の高い産み分け法として人気です。
産み分けゼリーを使えば、産み分けの成功率が男の子なら80〜90%、女の子なら70〜80%とも言われています。
実際に、産み分けゼリーを使って産み分けに成功したという口コミや体験談も多く、信憑性は高いようですね。
産み分けゼリーとタイミング法と同じように、Y精子とX精子、それぞれの特徴を使った産み分け法になります。
・男の子ならアルカリ性の成分が入った、男の子用の産み分けゼリー(グリーンゼリー)
・女の子なら酸性の成分が入った、女の子用の産み分けゼリー(ピンクゼリー)
と、希望する性別によってゼリーの成分は違いますが、どちらも産み分けにピッタリの効果があるんです。
【産み分けゼリーの効果】
・膣内の環境を変えてくれるので、それぞれの精子に有利な環境を作れる
・精子が活発に動ける粘土に調整されているから妊娠する確率もあがる
・潤滑ゼリーとしての役割も期待できる
以上が産み分けゼリーの効果です。
産み分けゼリーでの産み分けは満足度も高く、信憑性の高い産み分け法と言えますね。
ちなみに、産み分けゼリーにも種類があって、病院で処方される昔ながらの産み分けゼリーと、ネット通販で購入できる使い切りタイプの産み分けゼリーがあります。
どちらかと言えば、ネット通販で購入できる使い切りタイプの産み分けゼリーがオススメ。
使い切りタイプの産み分けゼリーなら、
・昔ながらの産み分けゼリーとは違い、移し替えたり、温めたりする必要がない
・個包装から出してそのまま使えるので、簡単で衛生的
・病院に行く手間がいらない
・キャッシュバックキャンペーンなどがあって出費をおさえられる
というメリットがあります。
信憑性の高い産み分けゼリーですが、使い切りタイプの産み分けゼリーなら、手軽にチャレンジできそうですね。
以上が、信憑性の高い産み分け法です。
どちらかひとつだけ、というよりも、タイミング法と産み分けゼリーを併用するのが一番オススメ。
さらに、産み分けゼリーの効果をさらに高めてくれる産み分けサプリも人気です。
男の子ならリンカルサプリ、女の子ならクランベリーサプリを飲みます。
産み分けサプリも飲むだけなので、簡単で続けやすい産み分け法なので、気になる人は産み分けゼリーと一緒にチェックしてみてくださいね。
というわけで、産み分け法の嘘、ホントについて色々と見てきました。
ネット上には色々な噂があふれていますが、信憑性の低い情報に惑わされず、信憑性の高い産み分け法を選ぶことが大切です。
信憑性の高い産み分け法を選ぶことで、産み分けの成功率はグンと上がりますよ。
後悔しないように、自分にできる範囲でチャレンジしてくださいね。